2024年度フレッシュ屋外大撮影会初撮りレポート

今年も「ダイサツ初撮り」に参加してきました。このイベントは毎年年始に開催され、私にとって恒例の行事となりつつあります。参加者は、さまざまな衣装に身を包んだモデルさんたちを自由に撮影することがでます。撮影場所は広々とした公園で、自然光を活かした撮影が可能なロケーションとなっていました。冬の澄んだ空気の中、カメラマンたちは各々の感性を活かしながら、モデルさんたちの魅力を最大限に引き出すべくシャッターを切っていました。

このイベントの魅力の一つは、モデルさんたちの衣装です。新年らしさを演出するため、振袖や着物を身にまとったモデルさんもいれば、冬の寒さをものともしない華やかなドレスやコスプレ衣装を着たモデルさんもいました。彼女たちは寒さを感じさせない笑顔とポーズでカメラマンたちの期待に応えてくれ、会場全体が華やかな雰囲気に包まれていました。普段の撮影ではなかなか見られない特別な衣装が見られるのも、初撮りならではの魅力と言えるでしょう。

私が今回の撮影に使用した機材は、FUJIFILM X-S10とXF90mmF2の組み合わせです。X-S10はコンパクトながらも高性能なミラーレスカメラであり、特にポートレート撮影において優れた色再現性を発揮してくれます。特に、富士フイルム独自のフィルムシミュレーション機能を活用することで、撮影時点で理想的な色味に仕上げることができるため、現像作業の手間を省きながら美しい作品を生み出すことができます。

また、XF90mmF2はポートレート撮影に最適な単焦点レンズであり、解像度の高さと美しいボケ味が特徴です。このレンズを使用することで、モデルさんの肌の質感や表情をよりクリアに捉えつつ、背景を柔らかくぼかすことで被写体を際立たせることができます。特に、公園の自然光を活かした撮影では、逆光や斜光を利用することで、ドラマティックな雰囲気を演出することができました。

撮影では、カメラの設定や構図に集中しました。周囲の雰囲気や他のカメラマンの動きを見ながら、できるだけスムーズに撮影できるように心がけました。イベントでは多くのカメラマンがいるため、他の人の撮影を妨げないよう注意しながら、ベストな瞬間を捉えることを意識しました。

撮影後は、撮った写真を見返しながら、自分の作品の仕上がりを確認しました。X-S10とXF90mmF2の組み合わせのおかげで、解像感のある美しいポートレートが撮影できたことに満足しています。また、撮影した写真をSNSに投稿することで、他の参加者と交流を深めることもできます。同じイベントに参加した人たちの作品を見ることで、新たな視点や撮影技術を学ぶことができるのも、このような撮影会の楽しみの一つです。

ダイサツ初撮りは、ただ写真を撮るだけでなく、カメラマン同士の交流の場でもあります。初心者からベテランまで、さまざまなレベルのカメラマンが参加し、それぞれの撮影スタイルや機材について意見を交換し、参考にすることができます。こうした経験は、自分の撮影スキルを向上させる貴重な機会となります。

今年も無事に初撮りを終え、新年のスタートを切ることができました。来年もまたこのイベントに参加し、さらに素敵な写真を撮れるようになりたいと思います。